吉本(よしもと) 和子(かずこ) (61)

①活動をはじめたきっかけ
寝たきりや車いす生活の人に対する訪問看護の仕事経験を生かし、1999年から重症心身障害児対象の放課後等デイサービス「いこいの森」でボランティアを始める。
②活動内容
重度障害のあるの子どもは七五三の着付けを美容室に依頼しても断られることが多い。「福祉車いす着付師」の存在を知った吉本さんは、重度障害のある子どもたちにも幸せを感じる時間を提供できればと、2019年に同資格を取得。看護師による着付けは、保護者にとって安心材料となっている。子どもたちに笑顔になってもらえる、身体も心もバリアフリーな社会が広がることを願っている。