内田(うちだ) (しげる) (75)

①活動をはじめたきっかけ
師匠である作曲家、船村徹氏の刑務所慰問に感銘を受け、1983年に栃木刑務所での音楽指導を始めた。
②活動内容
受刑者には演奏未経験者が多く、器楽バンドは試行錯誤を重ねながら指導してきた。その後、指導した受刑者の中に再犯者が1人もいないことを知り、心を安定させる音楽の力が形になったと痛感。2006年には合唱指導を開始。協力して一つの曲を仕上げることで他人を思いやる心が育っていると感じている。2008年からは篤志面接員として受刑者のカウンセリングを行う他、仮釈放者に対する就労支援の援助など貢献は大きい。