受賞を励みに「遺骨を早く見つけたい」!!

具志堅(ぐしけん) 隆松(たかまつ)

 沖縄戦後遺骨発掘活動は浦添市の前田高地の日本軍地下陣地壕から出土した遺骨は日本軍兵士のほぼ全身骨である。二番目の活動は戦後、捕虜収容所で死亡した213名の日本兵の死亡者名簿と、「平和の礎」名簿との照合による身元特定と出身県別名簿の作成である。現在、沖縄を含めて45都道府県にわたる可能性のある戦没者が確認されている。三番目の活動としては、遺族の依頼による戦没場所の特定と遺骨の捜索・収容である。