御手洗(みたらい) 文子(ふみこ)(80)

①活動をはじめたきっかけ
児童養護施設で送迎ボランティアをしていた夫が、施設の子どもたちの長く伸びた髪の毛に気付いたことで、1966年から夫婦で散髪の無料奉仕を始めた。
②活動内容
1974年からは月1回高齢者福祉施設を訪れ、約30人の散髪を行っている。夫が亡くなってからは、経営する理容院の従業員とともに活動している。一回の訪問で希望者全員の髪を切ることは難しく、長く伸びた髪の人に、もう1月待ってもらうことに胸を痛めている。入居者が散髪後に見せる、嬉しそうな顔に喜びを感じており、今後も体の続く限り活動を続けるつもりでいる。